2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

コナン・ドイル延原謙訳『シャーロック・ホームズの思い出』新潮文庫

白銀号事件 競馬に出走予定の名馬の失踪と、その調教師の惨殺。実はその調教師は不倫相手がいて、お金が必要で、その馬をこっそり連れ出して、目立たないように傷つけて、お金を得ようとしたところ、馬にけられて亡くなる。馬はライバルの馬がいる隣の厩舎に…

アガサ・クリスティー清水俊二訳『そして誰もいなくなった』ハヤカワ文庫

ネタバレあらすじ 10名の者がU・Nオーエン氏にインディアン島に招待される。元判事ウォーグレイブ、家庭教師クレイソーン、元大尉ロンバート、信仰あつい老婦人ブレント、元将軍マカーサー、医師アームストロング、遊び人青年マーストン、元警部ブロア、…

『冒険』つづき

「唇の捩れた男」 ワトスンは友人を探しにアヘン窟へでかけると、そこで老人に変装したホームズに出会う。ホームズは事件の捜査中であった。事件の内容は以下の通り。 ネヴィル・セントクレアは仕事に出かけた。その夫人も、そのあと外出。途中で、アヘン窟…

コナン・ドイル延原謙訳『シャーロック・ホームズの冒険』新潮文庫

あらすじ 「ボヘミアの醜聞」 ボヘミア国王は若いころアイリーン・アドラーという女性と関係を持ち、二人で撮った写真を彼女に握られる。国王がこのたび結婚するに際し、その写真を結婚相手に送ると脅される。そこで、ホームズに相談。 ホームズは変装して調…